このページでは、私の実体験に基づき自宅WiMAXが圏外でインターネットができない状態から、一気にアンテナをバリバリ4本立たせる方法についてご紹介しています。
自宅がWiMAX圏外で困っている方、アンテナ本数が少ないために速度が出ないという方には、お役に立てるかもしれませんので是非お読みください。
なお、拡張アンテナ機能が付いていないクレードルでも、電波改善効果があったので(詳しくは読み進めてください)、もしクレードルをお持ちならぜひこの記事を参考に試してみてくださいね!
※我が家のケースですので、他の家庭で再現できるかはやってみないと分かりません。
※サービス提供エリア外にお住いの場合は改善しない可能性がありますので予めご了承ください。しかし我が家はサービス提供エリア外ですが繋がりましたので試す価値はあります。
目次
やったことは、ルーターをクレードルに挿してからゆっくり回転させただけ
はじめに結果をお見せします。
我が家のWiMAX2+の電波受信状態を説明しますね。使用しているルーターは、Speed Wi-Fi NEXT W03です。
クレードルに挿す前
ルーター本体を窓際に置いた状態でアンテナ0本です。この状態だとインターネットには繋がりませんでした。もちろんGoogleも表示されません。
家中を歩き回ってようやくアンテナが1本立つところを見つけました。しかし部屋の中央です。しかも高さ2メートルぐらいの空中。
だから諦めていました。
クレードルに挿した後
ルーター本体をクレードルに挿してみたところ、アンテナがバリバリ安定の4本に!
なんじゃ、コリャー!
と思って速度測定したところ 48Mbps、52Mbps、58Mbps、60Mbps。
電波受信状況が一気に改善し、自宅で過去最高の通信速度を体感しました。dTVもYouTubeもどんどん再生できました。
クレードルを動かすと3本になることもありますが、4本しっかり立っています。
僕は、WiMAX2+、ワイモバイル・ポケットWi-Fiを外に持ち出してあちこちで速度測定をすることが日課になっているのですが、50Mbpsも出る場所は多くはないんです。
ましてや圏外だった自宅で最高60Mbps以上の速度が出るとは!
といった感じでとても驚きました。
僕が使っているWiMAX2+は、ブロードワイマックスです。
アンテナ4本時の速度
文句なしに速いですね。
これだけ出ていれば困ることはありません。
嬉しい!!
W03のクレードルには、拡張アンテナは搭載されていないのに・・・
W03のクレードルの用途は、充電、有線LANケーブルでインターネットをするためです。
クレードル本体に電波受信状況を改善する機能は付いていません。
ですが、僕の自宅環境ではクレードルに挿したことで電波受信環境が改善されました。
ルーターには、薄い金属のアンテナが内蔵されていると聞きますので、もしかしたらそれが壁や床に触れた状態よりは、クレードルに挿した方が電波受信感度が少なからず向上するのかもしれませんね。
電波はかなりデリケートなことが影響しているのかなと思われます。この辺りは僕も勉強中です。
WX04なら拡張アンテナが内蔵されたクレードルがあります

出典:UQコミュニケーションズ
WiMAX2+の別機種「Speed Wi-Fi NEXT WX04」では、Wウイングアンテナ搭載のクレードルにより安定したWiMAX/Wi-Fi環境が得られます。
上の画像の赤丸印が「Wウィングアンテナ」です。Wウイングアンテナがあることで電波を受信しやすくなります。
自宅など圏外(サービス提供エリア内の必要はありますが)になりがちだったり、アンテナが1~2本しか立たない方は、ぜひクレードルを試してみてください。場合によっては改善が期待できます。
「Speed Wi-Fi NEXT WX04」は、ブロードワイマックスで無料提供しています。
クレードルを活用してWiMAX電波を強化する絶妙なコツ
クレードルを挿しただけではダメ! ゆっくり回転させてみて!
クレードルは挿すだけでは、アンテナが立たない可能性があります。
コツは、ルーターをクレードルに挿した後に、電波が入る場所を丹念に探すことです。
アンテナ本数は瞬間的に変わるものではないため、よい電波を受信してもすぐにディスプレイに反映されない場合があります。
1テンポ遅いんですよね。
ですから、ゆっくりクレードルを動かして、アンテナが3~4本立つところを探しましょう。
あと僕が試したことは、ルーターの向き(方角)によりアンテナ本数に違いがあったので、クレードルを右向きにしたり、左向きしたりしてアンテナがよく立つ場所を探し当てました。
最後のこの調整でアンテナ本数を1本増やせるかもしれませんから、この微調整は絶対やった方がいいです。
クレードルを安く入手する方法。どこで売っているのか?
クレードルは、WiMAX2+契約会社で別売りしていないかご確認ください。
あとはアマゾンでも購入できます。中古でOKという方はメルカリ・ヤフオクでも出品されています。
消耗品ですし中古だからといって性能に差が出るわけでもないのでまともに動けば、特に問題はありません(^ ^)
但し、注意点としてクレードルはルーターによって型番が違いますので、説明書をみてクレードルの型番を正確に把握してから購入しましょう。
ネットで検索しても出てくると思います。
クレードルを使っても電波が改善されない場合
圏外から脱出不可、そんな場合はワイモバイルを検討
クレードルを使っても圏外になってしまう場合、本当に外からWiMAXの電波を拾うことができない状態ですから、WiMAXを自宅で使うことは諦める必要があります。
僕は、ワイモバイルへの乗り換えをおすすめします。
ワイモバイルはWiMAX同様の持ち運んで使うポケットWi-Fiサービスを提供しています。ワイモバイルは「室内」で繋がりやすいのが最大の特長です。
WiMAXは契約期間が決まっていますので、もし解約する場合は契約更新月で解約をすると違約金は発生しません。
思ったより速度が向上しない場合の改善方法
クレードルを使い何とかアンテナが立つようになったけど速度が遅い場合は、まずは「遅いポケットWi-Fiにお悩みの方へ」をご覧下さい。記事内でご紹介している改善方法をお試し下さい。
もしそれでも速度が改善しない場合は、ルーターを最新機種に変更することをお勧めします。
現在の最新機種「Speed Wi-Fi NEXT W04」は、2017年5月に下り最大708Mbpsに対応しました。これまで最大でも440Mbpsだったのですが、ひとまずSpeed Wi-Fi NEXT W04のみ速度アップが実施されています。
例えば、ブロードワイマックスなら「Speed Wi-Fi NEXT W04」無料提供していますし、Web申込限定で初期費用が無料になるのでおすすめです。
こちらの記事もあわせてご覧下さい。
自宅のみで使うなら「ホームルーター」がおすすめ
WiMAXを自宅のみで利用する場合、ホームルーターの検討をされることをおすすめします。
WiMAXはもともと、持ち運びができるサービスとして始まりました。しかし、速度や安定性が高まり品質がどんどん良くなっていますので、自宅メイン回線としてWiMAXを契約しようという人が増えてきました。
そのためWiMAXは「ホームルーター」をラインナップしています。
特に下でご紹介している「Speed Wi-Fi NEXT HOME L01s」は、品切れが出るほど人気で速度が100Mbps以上出ているとの報告も多数あがっています。
まとめ
今回は、WiMAX2+の「クレードル」を使うことで、アンテナ受信状況を改善する方法をご紹介しました。
WX04以外のクレードルについては、Wウイングアンテナが内蔵されていないため効果があるとは断言できないのですが、もし今電波受信状況に困っていてまだ試していない方はぜひ一度クレードルをお試しください。
WiMAX2+はアンテナがしっかり入りさえすれば、かなり速度も出ますし動画再生もスムーズなのできっと便利に使えるようになると思います。